安達健 陶器展

安達健

安達健 陶器展

2016年9月10日(土)- 9月19日(月)*お休み9/14
11:00-19:00 (最終日 16:00終了)
作家在廊日 9月10, 11, 12, 16, 17, 18, 19


 たとえばこう。

その碗は今日も明日もあなたの器。あの鉢は今日のあなたへの今日の器。

代わりのいないあなたを見守る属人器と

あなたの揺らぎや移ろいを受け容れる銘々器。

どちらもあなたの存在を確かなものとする、食の場の装置。

銘々器

 人が集まった。

お芋が好きだから、お肉は苦手だったね、とか あるいは寝起きは少食だ、腹ぺこお疲れだ、とか

その人その調子に合わせて、銘々に盛り分けてやる。

 秋がやってきた。

茸が豊作らしい、鯖に脂がのってるね、とか あるいは夕日が朱いな、秋雨がやわらかいよ、とか

その日その時その気分によって、銘々を取り合わせてみる。

長皿

 銘々器を使うということは、ちょっとした差異やささやかな変化に敏感になるということ。

“同じ”は何一つないという豊穣を味わうこと。

日々の食事が日々の楽しみであるということ。


photographed by TAKEHANA Yasushi
Written by ADACHI Takeshi




177-0041 東京都練馬区石神井町1-21-16
1-21-16 Shakujiimachi Nerima Tokyo
TEL 03-3996-8533
OPEN 11:00-19:00
不定休